新たなポリウレタン防水塗料国家標準は8月1日より実施
国家質量監督検査検疫総局、国家標準化委員会が2013年11月27日に公表した中華人民共和国国家標準2013年第23号公告によりますと、GB/T 19250—2013「ポリウレタン防水塗料」は旧標準GB/T 19250—2003を取り替え、2014年8月1日より正式施行されています。
ポリウレタン防水塗料は引張強度が高く、展延性が優れるため、屋根、室内装飾、橋及び鉄道建設等に幅広く活用されており、防水塗料の市場でシェア第二位を取得しています。近年来、中国におけるポリウレタン防水塗料業界が急速に成長しており、旧標準は実際のニーズに応えられないため、新たな標準が発表されることになりました。
新標準の主要な変更点は下記の通りになります:
製品分類の変更。新標準はポリウレタン防水塗料について、製品の用途及び性能によってⅠ型、Ⅱ型とⅢ型を分けるほか、性能指標についても調整を行いました;
環境保護に関する基準が追加されました;
有害物質に関わる規制値が追加されました;
一部の製品に関する試験項目及び方法が追加され、塗料性能が基本性能と応用性能に区分区分されています;
新標準における試験に必要な技術要点は固体含有量、流動性、引張強度、粘着性、燃焼性能、硬度、耐摩耗性、耐衝撃性等を含んでいます。