フィリピン PICCSに81種類の化学物質を追加
81種類の化学物質がPICCSに追加されました。
2026年7月15日、フィリピン環境天然資源省(DENR)は行政命令第2026-24号(DAO No. 2026-24)を公布し、81種類の新たな化学物質をフィリピン化学物質・化学品目録(PICCS)に正式追加しました。これら81物質の更新された目録ステータスは、2026年7月30日より有効となります。
フィリピンにおける化学物質管理の法的枠組みは、「有毒物質、有害廃棄物および核廃棄物管理法(共和国法第6969号)」に規定されています。同法に基づき、DENRは国内で輸入、使用、加工、製造、輸送されるすべての既存化学物質を把握・管理するため、PICCSの維持・更新を行っています。
通常、製造前・輸入前届出(PMPIN)適合証明書を取得して輸入または製造された新規化学物質は、最初の商業的輸入・製造に伴う事業開始通知(NOC)の提出から1年後にPICCSへと追加されます。今回追加された81物質は2024年に届出が行われたものであり、規定に沿ってPICCSへ追加されました。
これらの物質が「新規」から「既存」化学物質へとステータス移行することは、市場参入要件に直接的な影響を及ぼします。PICCSに掲載された化学物質は、優先化学物質リスト(PCL)や化学物質規制命令(CCO)による追加規制の対象でない限り、原則として制限なくフィリピン国内での製造および輸入が可能となります。
追加された化学物質の全リストは、環境管理局(EMB)の公式ウェブサイトおよびオンライン許可・モニタリングシステム(OPMS)にてご確認いただけます。