台湾 毒性化学物質標示及び安全資料表管理弁法を改正
2014年5月2日に公表された台湾「毒性化学物質標示及び物質安全資料表管理弁法」修正案の最終版は、2014年11月10日に公布されました。正式版は草案と比較し、著しい相違点はありませんでした。また、本弁法は2014年12月11日から正式施行されます。
現行弁法と改正弁法の主要な相違点は以下の通りになります:
- 法規制の名称が「毒性化学物質標示及び物質安全資料表管理弁法」から「毒性化学物質標示及び安全資料表管理弁法」に変更;
- 「化学品の分類および表示に関する世界調和システム」に合わせるため、「物質安全資料表」が「安全資料表」へ変更
- 化学品分類及び標示に関わる標準CNS 15030は毒性化学物質の容器及び包装について具体的な分類及び標示基準を定めているため、関連事業者は現行弁法の添付1ではなく、 CNS 15030に従わなければなりません。また、毒性化学物質を取扱う場所または施設については、目立つな場所に毒性化学物質の名称、危険有害性を有する成分、注意喚起語及び危険有害性情報等を掲示しなければなりません。現行弁法の添付1は削除されることになります。