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日本 国連GHS文書改訂4版に基づくGHS混合物分類判定システムを公表

 概要

 事業者による国連GHS文書改訂4版、日本工業規格JIZ 7252:2009及び日本工業規格JIS Z 7252:2014等に基づく化学品の分類の実施を支援するため、日本経済産業省は近日、分類結果及びラベルを自動的に生成できるバイリンガルシステムを公表しました。また、本システムによる結果はあくまでも参考なので、ご注意ください。

 日本経済産業省は9月3日、GHS混合物分類判定システムを公表しました。当該システムは日本語及び英語版二カ国で対応することが可能です。

 入力された会社情報、物質情報及び物理化学的データ、混合物組成情報等に基づき、本システムは自動的にGHS分類を行い、それに相応するラベルを作成することができます。また、本システムは国連GHS改訂4版、日本工業規格JIZ 7252:2009及び日本工業規格JIS Z 7252:2014に基づき作成されています。

 GHS混合物分類判定システムのダウンロードはこちらへ。 (*.zip)

 本システムの含有率の入力可能範囲は0%~200%となっていますが、全ての成分の合計が100%ではない場合はエラーとなります。使用者は「100%換算」モードを選択することが可能ですが、それによる分類結果の正確性については、利用者の責任になります。本システムのご使用上の注意事項はシステム操作マニュアルをご参考ください。

 本システムは製品評価技術基盤機構(NITE)のデータベースの一部を採用しています。また、当該システムがGHS実施を普及させ、企業によるGHSコンプライアンスを支援するために開発されたものであり、経済産業省はこれによる結果や損害については一切の責任を負いません。

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