MEE 汚染排出許可関係の書類を更新、2016年の「暫定規定」を廃止
2018年8月20日、中国生態環境部(MEE)は環規財[2018]80号で、汚染物質排出許可制度に関連する3つの書類を更新する通知を出しました。それに伴い、2016年末に公布された「『汚染排出許可証管理暫定規定』の配布に関する通知(環水体〔2016〕186号)」が廃止となりました。
三つの書類は以下となります。
- 承諾書(見本)。「工場は法律で禁止されているエリアにない」、「法律で淘汰すべきと定めた生産設備・生産プロセスを使用しない、法律で淘汰すべきと定めた製品を生産しない」など企業が承諾する内容を増えた;
- 汚染排出許可証申請表(試行)。廃水の工場敷地内での流向に関係する内容を修正し、また、雨水排出口の報告とモニタリングを追加した;
- 汚染排出許可証のフォーマット。見た目全体が更新され、従来環境保護部関係の文字や、標識が生態環境部のものに変わった。
実は、上述した3つの書類は元々「汚染排出許可証管理暫定規定」の付属書類です。2018年1月10日、当時の環境保護部(MEP)が部令第48号で「汚染排出許可管理弁法(試行)」を公布し、「汚染排出許可証管理暫定規定」の代わりに、これからの汚染排出許可制度を明確にしました。今回の書類の更新も暫定規定の廃止も、その続きと見ることができます。