
ペルおよびポリフルオロアルキル物質(PFAS)は有機フッ素化合物群の総称で、数十年にわたって多くの国で製造・使用されてきました。環境中に長く残留し、ヒトへの潜在的リスクがあることを示す科学的発見が増えており、PFASは世界中で監視強化の化学物質になります。
今まで、ほとんどの国は化学物質ごとの個別具体的なアプローチに従って、PFASの管理を行っています。このような規制措置はPFOS、PFOA、PFHxS、及び「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)」により国際的に生産や使用が禁止されている関連化合物といった最も有害なPFASグループに焦点を当てて、効果に非常に限られています。当該状況は今年に入ってから変わりました。2023年2月7日、欧州5か国(デンマーク、ドイツ、オランダ、ノルウェー、スウェーデン)は、10,000種類以上のPFASの使用を段階的に廃止するための包括的規制を提案しました。
今回のウェブセミナーでは、EU・米国・カナダ・アジア太平洋地域におけるPFAS規制の現状及び注目すべき新規制の概要を説明し、PFASのリスクに対処する現在の管理策について検討し、企業が今後の変化に備えるためのヒントを皆様に共有します。
参加対象者
PFAS及びPFAS含有製品の製造業者;
PFAS及びPFAS含有製品の輸入業者・供給業者・流通業者・ユーザー・販売業者;
研究開発(R&D)・法規制・製品管理・広報(PR)に携わる専門家など。
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講演内容(予定)
セッション1:欧州連合(EU)
EUのPFAS規制の概要
EU全域でのPFAS規制案
PFASのマッピング作業と段階的廃止を促進するためのツール及び戦略
セッション2:北米(米国とカナダ)
PFASによる環境及び健康リスク
米国とカナダにおけるPFAS規制の最新動向
RRC評価システムにおけるPFAS関連要件及び米国・カナダ小売企業50社のRRC評価実績
Apple、Sephora、Walmart、Sam's ClubのPFAS対策
セッション3:アジア太平洋地域
10以上の国と地域における既存のPFAS管理規制
今後のコンプライアンス要件と対策
セッション4:Q&A
開催日程
日付 | 時間(GMT+9) | 言語 |
2023年8月23日(水) | 15:00-16:30(日本時間) | 英語音声+日本語字幕 |
注意:今回のウェブセミナーはWeb会議サービス「Zoom(ズーム)」を使用することになります。パソコン・スマートフォン・タブレット端末からのご参加は可能ですが、アプリケーションのインストールが必要の場合があります。
講演資料等について:
有料会員(スタンダード以上)の場合:
参加申し込みの有無を問わず、開催後、追加料金なしで資料(PDF)のダウンロードと録画の再生ができます。
無料会員の場合:
参加申し込みがされた方は、開催後、追加料金なしで資料(PDF)のダウンロードと録画の再生ができます。
参加申し込みがされていなかった方は、開催後、資料(PDF)のダウンロードと録画の再生を追加料金で購入できます。
主催者情報
REACH24Hコンサルティング・グループ
REACH24Hコンサルティング・グループは中国杭州市に本拠地を置くグローバルな技術サービス提供業者です。アイランド・アメリカ・中国台湾にも子会社が持ち、毒物学・安全評価・リスクアセスメントの専門家が多数在籍中です。24時間+グローバルの対応体制で、お客様にワンストップの国際市場進出サポートを提供しています。既に工業化学品・農薬と殺生物製品・化粧品・食品と食品接触材料・消費品など複数の業界をカバーしており、製品の登録から、法規制の情報提供、セミナー、そして、情報技術をベースとするサプライチェーン管理システムまでのサービスを提供しています。
“コンプライアンスによる価値創造- Value in Compliance″という弊社の企業理念が示したように、会社が立ち上げる以来、世界各国数多くの政府機関・協会・社会団体に技術サポートを提供し、6000を超える取引先と信頼関係を結び、何万個の製品登録・登記及びコンサルティングプロジェクトを完成してきました。今後も引続きお客様に沿ったの効率高いソリューションを提供し、世界経済の持続可能な発展を貢献していきたいと思っております。