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中国 「輸入廃棄物管理目録」を更新

 「中国固体廃棄物環境汚染取締法」・「バーゼル条約」・「固体廃棄物輸入管理弁法」とその他の関係法律に基づき、2017年8月10日、中国環境保護部(MEP)が商務部・発展改革委・税関総署・質検総局と共同に「『輸入廃棄物管理目録』(2017年)の公布についての公告」を発表し、「輸入禁止固体廃棄物目録」、「原料として使える(輸入制限)固体廃棄物目録」という二つのリストの更新を行いました。

下記四つのカテゴリー、合計24種の固体廃棄物が「原料として使える(輸入制限)固体廃棄物目録」から、「輸入禁止固体廃棄物目録」に移動されました。

  • 非工業由来の廃棄プラスチック(8種類);

  • 分別処理されていない廃棄紙(1種類);

  • 廃棄紡織用原料(11種類);

  • バナジウムの滓(4種類);

 『輸入廃棄物管理目録』は①「輸入禁止固体廃棄物目録」、②「原料として使える(輸入制限)固体廃棄物目録」、③「原料として使える(輸入非制限)固体廃棄物目録」という三つのリストから成り立っています。今回の更新により、「輸入禁止固体廃棄物目録」は14のカテゴリー(合計125種類)、「原料として使える(輸入制限)固体廃棄物目録」は五つのカテゴリー(合計32種類)、そして、「原料として使える(輸入非制限)固体廃棄物目録」は二つのカテゴリー(合計18種類)の廃棄物が含まれるようになりました。新目録は2017年12月31日から発効することになります。

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