中国 プラスチック製品簡易リサイクル設計評価の通則を実施

 2021年2月1日、プラスチック製品簡易リサイクル設計の評価に関する通則(T / CRRA 0302-2020)が正式に発効しました。本通則は、グーリン再生プラスチック供給チェーン連合作業チーム(GRPG)のメンバーによって策定され、中国国家資源リサイクル協会が発行しました。これで、中国での破棄プラスチックのリサイクルと使用価値を最大化することを目的として、プラスチック製品の収集とリサイクルが容易な(または「2E」)設計を促進するための標準システムの実施を開始します。

 中国はプラスチックの世界最大の生産国および消費国であり、2019年に約8,184万トンのプラスチックを生産しました。しかし、プラスチックが自然環境で分解するのに数百年または数千年かかる可能性があることを考えると、プラスチックによって引き起こされる汚染は深刻な脅威をもたらしています。

 この数年、当局、業界団体と企業の共同努力により、中国はプラスチック汚染への取り組みにおいてかなりの進歩を遂げました。例えば、2019年において、中国は30%以上の廃棄プラスチックをリサイクルしました。但し、プラスチック製品については、その材料、色、ラベル、さらには形状の点で非常に多様で複雑であり、リサイクルの効率と品質を大きく損なっています。本通則は。中国で初めてのプラスチックリサイクル標準規則であり、プラスチック製品の設計に基準を提供することにより、全体のプラスチックリサイクルの取り組みを強化します。

 本通則は、プラスチック製品の2E設計を評価するための指標システムと方法を提供し、プラスチック製品の設計と評価をガイドするために使用できます。但し、生分解性プラスチック製品及び中国危険廃棄物名録に記載されているプラスチック製品には適用されません。

 今後、飲料の包装、乳製品の包装など、さまざまな業界を対象とした特定の実施規則を策定して公開し、全業界のプラスチックリサイクルのコンプライアンスを促進することを予測できます。