ニュース
中国 「各類の監視化学品名録」の意見募集案を公布

 昨年11月、化学兵器禁止機関( OPCW)によって化学兵器禁止条約(CWC)第24回締約国会議がオランダ・ハーグで開催され、「化学兵器禁止条約」(以下、条約と略称)附録書を改正する決定が採択されました。

 条約の改正に基づて、中国工業と情報化部(MIIT)は2019年1月9日に「各類の監視化学品名録」(以下、名録と略称)の意見募集案を公開しました。そして、条約に応じて、名録には4つカテゴリの化学物質が「化学兵器として使用できる化学物質」に追加されました。意見募集の締切日は2020年2月10日までです。

 また、2018年に公開された「中国監視化学品管理条例」実施細則に従って、附録書1中の研究、医療、医薬品用又は保護目的の化学物質の生産は、MIITによって承認する必要があります。これらの化学品の使用にも許可証を取得しなければなりません。

本サイトは情報提供のみを目的としており、掲載内容の運用結果についてREACH24Hおよび著者は一切の責任を負いません。また、当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
お勧めのコンテンツ