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中国 2019年初の新規化学物申告の審査結果が公布

 最近、中国生態環境部(MEE)は第1組新規化学物質の常規申告及び第2組簡易申告の結果を公布し、そして登記証明書も正式に企業に発行されました。

 10件の常規申告が承認され、そのうち6件が常規申告、2件は重複申告、1件は変更量級申告、もう1件は連合変更量級申告です。その他、企業/登記証の保有者の名前及び製造/輸入の数量の変更を含む9件の登記証情報の修正申告も承認されました。

 簡易申告の詳細は以下となります。

  • 簡易申告
    一般ケース(年間生産/輸入量<1トン) 25
    特殊ケース 新規化学物質単体含量<2%の重合体 50
    輸出のみ、年間生産能力は1トン未満 3
    低懸念ポリマー(PLC) 14
    中間体として、年間生産/輸入量<1トン 3
    製造プロセスと製品開発を目的として、年間生産/輸入量<10トン、2年以下 4

 また、先月公開された「化学品環境リスク評価とントロール条例(意見募集案)」には、新規化学品管理のコスト削減に関する政策も見られています。1トン/年以上で製造または輸入される新規物質は従来の「一般申告」ですが、現行の「簡易申告」は更に簡素化された「簡易届出」に変わる予定です。今後の動きが注目されてています。

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