欧州連合 新しいFガス規制を提案
2015年1月1日、2006年に採択されたFガス(フッ素系温室効果ガス)規制は、現行のFガス規制に変更されました。それ以来、ハイドロフルオロカーボン(HFCs)等を含むFガスの排出量は順調に削減されてきましたが、「欧州グリーンディール」及び「オゾン層消耗物質に関するモントリオール議定書(キガリ改正案)」の着実な履行を求めるため、現行のFガス規制を更新する必要があります。そういう背景に、2022年4月5日、欧州委員会はFガス規制の更新案(以下、「更新案」という)を公開し、意見募集を開始しました。