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米国EPA 水銀インベントリ報告規則に関するリソースの更新を発表

 2022年2月22日、米国環境保護庁(EPA)[1]が2021年度データを報告するための水銀電子申告(Mercury Electronic Reporting:MER)アプリ及びコンプライアンスガイドの更新版を公開しました。これをうけ、水銀の供給、使用及び貿易に関する情報をEPAに提出することがより簡単になる可能です。

 主な更新内容は以下となります。

  1. 「年」をドロップダウンリストで選択できる機能をMERアプリに追加;

  2. 去年11月の改正案[2]に続いて、水銀添加電池付き腕時計などのような水銀添加製品を使用した組み立て済み製品の報告に関する新しい要件[3]を明確化。

 そして、「2018年水銀インベントリ報告規則」に基づき、次の場合はEPAのCentral Data Exchange(CDX)[4」からアクセスできる更新されたMERアプリを通じ、2022年7月1日前に2021年度のデータをEPAに提出することが必要です。

  • 水銀または水銀添加製品(水銀添加製品を使用した組み立て済み製品を含む)の製造者と輸入者;

  • 製造工程において水銀を意図的に使用する者。

羅 雪純(ラ セツジュン)
ChemLinked Japan編集
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