2018年1月-8月 中国の環境行政処罰、蘇州市の罰金総額はNo.1
9月12日、中国生態環境部(MEE)が「2018年1月-8月環境行政処罰案件と『環境保護法』付属弁法の実施状況」を公表しました。
この八か月で、全国で合計10万件以上の「処罰決定書」が下さり、罰金総額は91.23億人民元に上ります。上位4位は江蘇省・広東省・山東省・河北省で、その内、江蘇省だけでも14.56億人民元を罰せられました。また、行政処罰の他に、江蘇省は『環境保護法』付属弁法によるいわゆる「五類案件(①日割り連続処罰・②差押え・③生産制限・生産停止・④拘束・⑤公安に移送)」の処罰件数においても3,436件で全国最高位を占めています。
処罰された原因は色々あります。例えば、
- 中国生態環境保護の「レッドライン(踏み込んでいけないエリアの意味)」の域内にある;
- 人口密集地と十分な距離を確保していない;
- 汚染排出基準に満足していない。
中国は環境保護への監督管理は年々強化しています。企業の運営に悪影響を与えないよう、定期的に製造拠点のコンプライアンス状態を検証することをお勧めします。本サイトの運営側であるREACH24Hコンサルティング会社もEHS部門を設置しており、多くのグローバル企業に関係のコンプライアンス対応サービスを提供していますので、いつでもお気軽にお問い合わせてください。